
実習で指導者さんといい関係を築きたいです、だって嫌われたくないもの!!
学生さんは指導者に対してこのように思ったことはありませんか?
・指導者に嫌われないためにはどうしたらいいですか?
・指導者といい関係を築いて実習を終えたい
・自分だけが指導者に厳しくされているような気がします
実習が楽しい、充実したものに出来るかどうかは担当の実習指導者によって決まると言っても過言ではありません


私も毎回実習の時は患者さんより先に「指導者ってどんな人かな~」とドキドキしていたことを覚えています
そして、自分が”ターゲット”になった時の実習は本当に地獄なものでした、この野郎・・・と何度思ったことか。
この記事では皆さんが私のように指導者から”ターゲット”にされ、嫌な実習期間を過ごすことが無いように、指導者と良好な関係を築けるようになるたった3つの行動を紹介します
これを読めば皆さんも今より指導者と良好な関係を築けるようになり、少し実習の苦痛が和らぐかもしれませんよ!
結論から言うと、指導者と良好な関係を築く3つの行動は以下の通りです!
・指導されている内容はその場でメモをする
・挨拶・返事をする
・言われたことを後回しにしない
※当然ですが言葉遣い・態度など「距離感」のとりかたを間違えないようにしましょう。
>>指導者に嫌われないということは



別に指導者なんて、2~3週間の付き合いですやん!
その期間だけ我慢すれば良いのでは?
指導者に嫌われようと実習期間だけの我慢だ!耐えろ、自分!!!
と毎回指導者に怒られ、嫌われながらも耐えている人は要注意です!
皆さんに指導している人は指導者である以前に看護師です



いや、何当たり前のこと言ってんすか?
と思いますよね
職場では中堅程度の看護師が指導者として学生の指導にあたることがほとんどです
では、実際に臨床に出てから指導してくれるのは誰だと思いますか?
そうです、臨床に出てからも指導してくれるのはその中堅層の看護師の先輩達です
なので、指導者に嫌われるということは臨床現場に行ってからもその人は嫌われやすい傾向にあるということです
実際私の学生時代の同期たちで、実習中に指導者と良くモメていた人や怒られていた人、そして呆れられていた人は看護師として働いてからも先輩達との人間関係で悩んでいる人は本当に多いです
なので、実習中から指導者である一方職場の”先輩”と思いながら良い関係を築くことを意識することはとても重要なのです
もう一度言います
実習で指導者と良好な関係を築けない人は、臨床現場でも先輩看護師に悪いイメージを持たれることは非常に多いです
指導者が怖い2つのタイプ
怖い指導者には2つのタイプが考えられます
①グループメンバー全員に厳しい・怖い
②自分だけに明らかに態度が違い怖い
①のパターンだと指導者そのものが厳しい人、怖い先輩だという可能性が高く皆さんの態度や言動がきっかけで怖くなっているわけではないでしょう
ですのである意味関係性を良くしようとは思わず、一定の距離感を保つ方がかえって実習を行いやすいかもしれません


②のパターンの場合は皆さんが改善する必要があるということです
しかし正直明らかに態度が違う状態までになっているともはや関係の修復は困難であると考えます
もちろん態度を丸わかりにしている指導者にも問題はあります
ただ、こうならないように実習当初から次に紹介する行動をして指導者に嫌われないようにしていきましょう
>>指導者と良好な関わりを築く3つの行動



指導者に嫌われないことがいかに大切かがわかりました!
良い関係を築く方法を教えて下さい!!
指導者と良好な関係を築く行動は冒頭にもお伝えした以下の3つです
・指導されている内容はその場でメモをする
・挨拶・返事をする
・言われたことを後回しにしない
この3つを確実にこなせていれば、指導者に嫌われることはまずありません
指導されている内容はその場でメモをする
皆さんが指導する立場になった時、次の2パターンの人がいるとします、どちらを応援しますか?
・指導内容をその場でメモをして、記録にしっかり記載できている学生
・指導していても一切メモをとらず、記録にも指導内容が記載されていない学生
当然前者じゃありませんか?
指導する立場からすると一生懸命メモをとる学生に対して真面目に取り組んでいると好印象を受けます
それが記録にも記載出来ていると尚OK!指導している方も教え甲斐があります
いくら看護記録が出来てなくても、不器用な子であってもこのような真面目さが伝わるとしっかりと指導してあげたくなるものです
看護師の世界では、メモをとることも多く今のうちからすぐにメモをとる癖をつけておいた方がいいですよ
また指導内容をメモをして、記録にそのまま記載するだけで記録時間の短縮にもなります
指導者からの印象も良くなりますし、睡眠時間の確保にもつながるので是非試してみてください
※患者さんの前でメモをとることは禁止とされているためTPOはわきまえましょう


挨拶・返事をする
「こんなん当たり前ですやん~」
と思っている人はもうOKです!
ただこの“当たり前”のことを行えていないだけで、相当イメージは悪くなります
看護技術を指導者見守りの下で行う時の「お願いします!」
バイタルサイン報告後の「ありがとうございました!」
言えてますか?
看護師の世界は良くも悪くも体育会系の雰囲気が残っているため、礼儀である挨拶・返事をしているだけでも好印象です
逆に挨拶・返事ができない、聞こえないような学生は本当に注意が必要です
実習期間だけでも良いです、体育会系学生になりましょう!
言われたことを後回しにしない
指導者「今日の振り返りをしてきてね!」
そう言われたら皆さんはその振り返りをいつ指導者に提出しますか?
この場合必ず翌日には振り返りの提出をしましょう!!
特に提出と言われなかった、期限を設定されなかったんですけど・・・?
たとえそうであっても振り返った内容は翌日に指導者に提出してみてください!
それだけで皆さんの積極性が伝わります!振り返りや課題を早く提出してマイナスとなることは一切ありません
逆に提出期限を守れない学生のイメージは最悪なものです
そもそも実習に受かることが出来ないかもしれません
実習の評価欄に「提出期限を守れる」という評価欄があることは多く、それだけ提出期限を守ることは大切なのです



看護師になったら「提出期限守れ!!!」って口ずっぱく言われるで!
>>まとめ:指導者と良好な関係はつくれる
今日は指導者と良好な関係を築くための行動を紹介しました
学生の3~4年間で実習指導者と関わることは多くその度にドキドキしてしまいますよね
しかし、この最低限の行動をとれていれば指導者からターゲットにされることはありません
皆さん自身で少しでも実習しやすい環境をつくっていきましょう
では、また!
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